熱中症による事故の報道が連日されているところです。また、暑さにより、甲子園でも選手が足をつるなどして、相手チームの選手が首に氷嚢をあてる、つった足を伸ばす等する光景が多々見受けられます。そんな中「命の危険を感じるくらいの暑さ」の中では、とにかくこまめな水分補給が大事だといわれています。暑い夏を元気に過ごすために調べてみたので、参考にして下さい。
1.水分補給のタイミングを意識する
こまめな水分補給が大事なことはわかっていても、意識して積極的に水分をとろうと考える人
はあまり多くはないと思います。喉の渇きを感じてから水分をとるのでは少し遅いという説もあ
り、猛暑の中では普段以上に水分補給に目を向ける必要があります。
起床時、食事の時(食事からの水分含む)、外出や運動時、入浴の前後、就寝前といった基本
的なタイミング以外に、30分~1時間おきにコップ1杯程度の水分を口にするといいようで
す。(汗が大量に出ているときは15分~30分毎に)。
2.水分の種類や+アルファを意識する
夏場の水分補給には、よく水やノンカフェイン飲料である麦茶が良いと言われてきましたが、
最近の研究ではカフェインを含むコーヒーやお茶などでも問題はないという説が出てきました。
これによれば、アルコール以外であれば水分補給として好きなものを飲んで良いとの事です。
(もちろん糖分の取り過ぎなどには留意する必要はあります。)
気を付けたいのは、運動や炎天下での活動等で汗を大量にかいた際の水分補給。この時、水だ
けを大量にとると、体内のナトリウム濃度が下がってしまい、それ以上水分をとる気にならなく
なって、かえって熱中症のリスクを高めてしまいかねないとのこと。
水と一緒に塩をなめたり、ミネラルを摂取することでできるスポーツドリンクなどをとるよう
にしたりするといいですね。というか、既にタブレットや塩飴など今は熱中症対策アイテムもた
くさんありますよね。あとは、そこに気持ちを加えて、暑い夏を乗り切りましょう。